資本性劣後ローンとは?
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監修:行政書士 渡邉徳人(行政書士事務所WITHNESS 代表・熊本県行政書士会 第05430405号)最終更新日:
資本性劣後ローンとは、金融機関の融資でありながら、決算書を審査する金融機関から資本(自己資本)とみなしてもらえる借入れです。「擬似エクイティー(擬似資本)」とも呼ばれます。
特徴
- 返済期限が長く、期限に一括で返済する(たとえば5年超〜20年)。期限までは元金の返済がない
- 劣後する:会社が破綻したとき、ほかの借入れより後に返済される
- 金利が業績に連動する:業績が悪い年は金利が低く、良い年は高くなる仕組みが多い
- 担保・保証人は不要なものが多い
こうした条件を満たす借入れは、金融庁の方針で、金融機関が資本とみなしてよいとされています。
メリット
借入れの全部または一部が資本とみなされるため、自己資本比率が上がり、債務超過が解消されたとみなされることもあります。その結果、ほかの金融機関から通常の融資を受けやすくなります。
主な制度
日本政策金融公庫の「挑戦支援資本強化特別貸付(資本性ローン)」が代表的です。新しい事業に挑戦する企業や、事業の再生に取り組む企業などが対象です。
参考:融資と出資の違い
※制度の内容や金利は変わることがあります。最新の情報は、日本政策金融公庫・信用保証協会・各自治体など、各機関の公式サイトでご確認ください。