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金利交渉の方法

監修:行政書士 渡邉徳人(行政書士事務所WITHNESS 代表・熊本県行政書士会 第05430405号)最終更新日:

金融機関から融資を受けると、金利(利息)がかかります。金利しだいで、毎月の返済額も、返済の総額も大きく変わります。融資を受けるときは、金利を交渉する余地がないか考えてみましょう。

交渉には材料が必要

ただ「もう少し金利を下げてもらえませんか」とお願いしても、うまくいくことはほとんどありません。交渉には材料が必要です。いちばんの材料は、ほかの金融機関の条件です。

ほかの金融機関の金利や条件と比べて高いか低いかを確かめたうえで話を持ちかければ、交渉の余地が出てきます。このとき、金利だけを比べるのではなく、返済期間や融資の額など、条件全体を比べたうえで、できるだけ客観的に交渉しましょう。たとえば、「金利はそれほど差がないが、返済期間の面でほかより不利なので、金利を少し優遇してもらえないか」といった持ちかけ方です。

あまり露骨にやりすぎると、担当者の心証を悪くするおそれがあります。角が立たない範囲で行いましょう。

返済の力と信用を示す

金利交渉が成功するのは、簡単ではありません。特に中小企業は、資金繰りが苦しくなってから融資を申し込むことが多く、金融機関も返済されないリスクを考えて、金利をあまり下げない傾向があります。

交渉を有利にするには、業績や返済の実績を示して、返済の力があることを伝えることが大切です。決算書や試算表をきちんと整え、延滞なく返済を続けていることは、何よりの交渉材料になります。

また、複数の金融機関と付き合っておくと、自然と条件を比べられ、金利の面でも有利になりやすくなります。

参考:金融機関の選び方・表面金利・実効金利とは?

※制度の内容や金利は変わることがあります。最新の情報は、日本政策金融公庫・信用保証協会・各自治体など、各機関の公式サイトでご確認ください。