逃げる人たち
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監修:行政書士 渡邉徳人(行政書士事務所WITHNESS 代表・熊本県行政書士会 第05430405号)最終更新日:
事業をしていれば、いろいろなことがあります。
- 資金繰りが悪化して、事業の融資の返済ができない
- 人件費がかさんで、税金や社会保険料が払えない
- 予定外の出費が重なって、ローンの返済に間に合わない
返済や支払いができなくなったとき、人は大きく2つに分かれます。
- 問題から目をそらして、とことん逃げる人
- 問題に向き合い、返済のための手を打つ人
一時的に返済や支払いができなくなることは、誰にでも起こり得ます。しかし、逃げていれば支払いが免除されるでしょうか。もちろん、そんなことはありません。それなのに、最後まで逃げようとして逃げきれず、問題をどんどん大きくしてしまう方が少なくありません。逃げても問題は解決しないのです。
何があっても、事前に報告・連絡・相談
支払いが遅れそうなとき(または遅れることが確実なとき)は、借入先の金融機関、ローン会社、年金事務所、税務署などに、事前に必ず報告・連絡・相談をしてください。
何の連絡もなく支払いが遅れれば、あなたの信用は一気に傷つきます。一時的にどうしても払えないことは、仕方のない場合もあります。しかし、事前に連絡できないのは、お金を借りている、払う義務があるという責任感が欠けていると受け取られても仕方がありません。
対処の方法は必ずある
返済条件の変更(リスケジュール)、自宅などを売却して住み続けるリースバック、税金や社会保険料の分割での納付など、相談すれば提案される方法もあります。話してみなければわかりませんし、逃げるより何倍も前向きです。
約束どおりの返済ができないのですから、話し合いは厳しいものになるでしょうし、希望どおりにならないかもしれません。それでも、相手も、あなたが行き詰まってしまうことは望んでいません。
できる限りの立て直しを計画して実行し、それでもだめなら、最終的に自己破産などの法的な整理を選ぶこともあるでしょう。最初から逃げて人に迷惑をかける人と、やれるだけのことをやったうえで迷惑をかけてしまう人とでは、その後の人生も大きく違ってきます。
※制度の内容や金利は変わることがあります。最新の情報は、日本政策金融公庫・信用保証協会・各自治体など、各機関の公式サイトでご確認ください。