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貸し渋り・貸し剥がしとは?

監修:行政書士 渡邉徳人(行政書士事務所WITHNESS 代表・熊本県行政書士会 第05430405号)最終更新日:

貸し渋りとは、金融機関が、本来なら貸せるはずの事業者に対しても、新しい融資を控えることです。貸し剥がし(かしはがし)とは、すでに貸しているお金について、返済期限の前に返すよう求めたり、借換えに応じなかったりして、融資を引き上げることです。

起きた背景

1990年代後半の金融危機や、2008年のリーマン・ショックのあと、金融機関が自らの財務を守るために融資を絞り、多くの中小企業の資金繰りが行き詰まって社会問題になりました。その後、金融円滑化法(2009〜2013年)などの対策がとられ、金融庁も金融機関に対し、中小企業の資金繰りに配慮するよう求めています。

返済期限の前に返す必要はあるか

借りる側には、約束した返済期限までは返さなくてよい「期限の利益」があります。期限の前に一括で返すよう求められても、原則として応じる必要はありません。

ただし、返済の遅れなど、契約で決めた期限の利益の喪失の事由に当たると、一括返済を求められることがあります。返済日を守ること、決算書などに偽りのない情報を出すことが大切です。

困ったときの相談先

  • ほかの金融機関や、日本政策金融公庫・信用保証協会
  • 各地の商工会議所・商工会、よろず支援拠点
  • 金融庁の「金融サービス利用者相談室」

※制度の内容や金利は変わることがあります。最新の情報は、日本政策金融公庫・信用保証協会・各自治体など、各機関の公式サイトでご確認ください。