歩積両建預金とは?
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監修:行政書士 渡邉徳人(行政書士事務所WITHNESS 代表・熊本県行政書士会 第05430405号)最終更新日:
歩積両建預金(ぶづみりょうだてよきん)とは、金融機関が融資をするときに、その一部を預金として預けさせ、自由に引き出せないようにすることです。
- 歩積預金:手形割引のときに、割引額の一部を預金させるもの
- 両建預金:融資をするときに、その一部を定期預金などにさせるもの
なぜ問題なのか
借りる側は、預金に拘束された分のお金を使えないのに、融資の全額について利息を払うことになります。そのため、実質的な金利(実効金利)が高くなります。
金融機関が、立場の強さを利用して、借りる側の意思に反して預金を求めることは、独占禁止法の「優越的地位の濫用」にあたるおそれがあり、金融庁も監督の指針で、こうした行為をしないよう求めています。
求められたときは
- 預金を求める理由と、引き出せるかどうかを確認する
- 実質的な金利を計算して、ほかの金融機関の条件と比べる
- 担保の代わりとして納得できる場合を除き、応じる必要があるかよく検討する
ただし、借入れと同時に預金があることで、金融機関との信頼関係が深まる面もあります。自分の意思で預けるかどうかを判断することが大切です。
※制度の内容や金利は変わることがあります。最新の情報は、日本政策金融公庫・信用保証協会・各自治体など、各機関の公式サイトでご確認ください。