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借りれる時に借りておく

独立開業される方でも、最初から資金調達に興味を持つ方とそうでない方がいらっしゃいます。
当サイトをお読みになっているあなたは当然後者ですね。

しかし中には、当初は自己資金だけで、「とりあえずは」開業できるといった状況であるため、将来的な資金繰りを見通した財務の知識が乏しかったり、或いは無関心である場合が多いようです。

しかし、経営をやっていると、必ずしも調子の良い時ばかりでは ありません。当初は良くても、売上が落ち込み、 資金繰りに困っていざ資金調達を・・・と言う時に借りられない!なんてことも十分あり得ます。

例えば、あなたが自己資金500万円を持っているとします。この自己資金を元に、開業資金として200万~300万程度うぃ借りることは本当に簡単なのです。新規開業者でも無担保無保証、利率3%程度で借りることが可能です。

しかし、自己資金500万円で開業し、その500万円を使い果たして後で困って調達しようとしても、もはや無理でしょう。

借りれる時に借りておいて、コツコツ返済実績を作っておけば、2回目の追加融資は非常に簡単です。

向こうから「借りて下さい。」とお願いされることも少なくありません。(大体返済が半分程度終ると先方から追加融資の案内が届く事が多いようです。)

経営者たるもの、困ってから金策に走るのではなく、はじめから「いつでも借りられる状態を作っておく」ことが大切ではないかと思います。

私は、例え借入不要なクライアントに対してでも、起業当初は日本政策金融公庫から資金調達をすることをお勧めしています。(この場合金額は少額になりますが)

これはクライアント自身の信用作りと、日本政策金融公庫とのお付き合いを通して、2,3年後に比較的簡単に融資を引き出すための戦略からです。

取りあえずは自己資金だけで十分なんだから、3%の金利を支払うのはもったい!

と、考えている方とは、根本的に見ている先が違うのです。目先だけを見るのではなく、より遠い将来を見据えておく必要が開業当初だからこそ、あるのではないかと思っています。

そもそも、

金利3% < 調達したお金が生む利益

の関係になれば借入自体は何の問題もないばかりか、事業経営としてはむしろ良いことなわけで、借入しない人の考えと言うのは、単に、「借金はしたくない」と言う感情的なものなのではないでしょうか。

経営者がそんな感情で動くことは許されないと思います。先を見据えた資金計画をお勧めしたいと思います。

参考:日本政策金融公庫融資Q&A

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